先日、いつもお世話になっているディーラーさん、日産藤井寺インター店様に車の修理に伺ったときのこと。担当してくださっているHさんは、小池が入る前からなにわの里を担当して下さっています。「頼りっきり」を辞書でひいたら、「Hさんとなにわの里の関係のこと」と書いてあるんではと思うくらい、よくして下さっています。
私事であれなのですが、2月に3人目の子どもが生まれる予定で、そのことをHさんに話すと、「この前、テレビで『石田さんちの大家族』を見てね・・・」と話してくださいました。『石田さんち大家族シリーズ』は長寿番組で、カメラマンやディレクターさんもずっと同じ方が担当しているそうです。“石田家の末っ子の奥様に子どもが生まれた”という回だったそうで、末っ子より先にカメラマンがボロ泣きしていた(笑)という話を教えてくださいました。
Hさん、子どもが大好きだそうで、「子どもはいいですよ、みんなが明るくなれますしね」と話してくださいました。それを聞いて、なんか自分は難しく考えすぎていたのだなと思いました。二人目誕生からおよそ10年、何か自分に意味があるのでは、意味を持たせないといけないのでは、みたいに思っていたところがありました。でも、そんなに難しく考えることなくて(まあ結果として何か意味があったらそれはそれでいいと思うのですが)、無事生まれてその子らしく育ってくれたらそれだけでいいんだとHさんの言葉で思うことができました。
この仕事を始めて16年、法人内だけでなく、他の事業所の方、また福祉関係だけでなくいろいろな業者様とお会いします。一度きりのお付き合いになることもないわけではないですが、長くお付き合いさせて頂いている方が多く、人間味あふれるお人柄から学ぶ機会がたくさんあります。「この人と仕事がしたいな」とまわりから思ってもらえるような、そんな人に自分もなれたらいいなと思います。(小池)