前回に引き続き、角田さんの子育て支援講座のご報告です。
角田さんがご家族のお話をされる上で、ご家族と3つ約束されていることがあるそうです。
・ できるようになったことを伝える
・ 悪口を言わない
・ あなた(角田さん)の話したことは、あなたの物語である
これを聞いて先日妻に言われたことを思い出しました。小池は数年前に少し体調を崩してしまったことがあり、そのころ子育てにほとんど協力ができませんでした。妻には本当にしんどい思いをさせてしまったと今でも申し訳なく思うのですが、その負い目があるせいか、子育てについて誰かに聞かれると「これこれこういうことがあって、あまり子育てに参加してこなかった」ということを話してしまっていました。
先日も同じようなことがあり、その数日後、妻から「その話はあまりしないでほしい」と言われました。「それを聞くと、思い出してしまうのかしんどくなる」「今はやってくれていることもあるんやから、そのことを話して欲しい」と言っていました。妻からすれば、確かにそうやろなぁと反省しました。
角田さんは3人の子育てをしていく中で大変な思いもたくさんされたはずです。でも、そのことを苦労話のようには話されません。角田さんご家族が笑っておられる(苦笑い含む)映像が浮かぶ感じで話をしてくださいます。そして、それを聞いている私たちは心のエネルギーを補充してもらったような気持ちになります。
3つの約束はご家族にとって大切なものであると同時に、私たちが元気になれる源であるようにも感じました(本文と写真はあまり関係ありません、帽子でバッタをつかまえようとする町娘2人であります)。(小池)