スタッフインタビュー第11弾 金光さん

 こんにちは、なにわの里の小池です。寒い日が続きますが、皆さんお変わりございませんでしょうか。

 先日、たまには!と思い立ち、娘二人(7歳・5歳)とカレーを作りました。ようやく出来上がり、一口食べると微妙な表情(特に次女)。そりゃあないぜ・・・と思ったのですが、妻に聞くとカレールーがいつもと違ったようで、普段はボ〇カレーの甘口を食べているとのこと(今回は、一歳児からいけるカレーの王〇様のルーを使った)。「いつもと違うかった」というストレートかつ何とも言えない感想(これも次女)を頂きました。

 さて、今回はスタッフインタビューの第11弾です。

 氏名:金光 浩(かねみつ ひろし)
 所属:入所・グループホーム支援2係(当時)

 ― なにわの里に来られてもうすぐ2年ですね。その前はどんなお仕事をされていたんですか?

 10年ほど物流関係の仕事をしていました。その前は、スケートリンクで働いていたこともあります。もともとアイスホッケーをやっていて、その関係で。あと、カナダにいたこともあるんです。

 ― 言葉に困ることはなかったんですか?

 そんなになかったですね。僕のいた地域が、いろいろな人種の方がいるところで、英語を話せない方も結構いたんです。「英語を話せない人とのやりとり」に慣れている人が多かったんでしょうね。

 ― そんな金光さんが、福祉の仕事に就いた経緯は?

 妻と妻の両親が看護師をしていて、対人援助の仕事の話はよく聞かせてくれていたんです。それで通信制の専門学校に通い、社会福祉士の資格を取りました。
 
 物流の仕事を辞めて、以前から考えていた福祉関係の仕事を・・・と思ったときに、なにわの里のことを知りました。

 ― 見学に来てびっくりしたことはなかったですか?

 いっぱいありました(笑)。大きな物音が聞こえてきて、当時は何の音かもわからないじゃないですか。
 ただ、「無理やわ」とは思わなかったですね。「一度やってみよう」という気持ちでした。

 ― それから2年が経ちますが、大変なことはどんなことですか?

 一言でこれとは言えないですが、やっぱり「40人の方の人生を支える」ということは大変なことだと最近特に思います。

 ― では、やりがいはどんなところになりますか?

 先日、利用者さん数名とスーパー銭湯に行ったんです。普段もお風呂の様子は見ているわけですが、入浴の介助をしているときと何か違ったんですね。こちらも裸になって、背中を流して、同じ時間を過ごしたのがとても楽しかったです。
 「利用者さんと支援者」という関係だけでなく、「人と人との付き合い」を感じられる瞬間が、楽しさだったりやりがいだったりするのかもしれません。

 
 ― 5年先・10年先といった「先のビジョン」みたいなものって、あったりします?

 とにかく今を大事に、あとは一歩一歩、利用者さんと一緒に年をとっていければ(笑)。

 ― 金光さんが働くうえで、大事にしていることってなんですか?

 まずベースにあるのは、感謝すること、そして誠実であること。
 それをベースにしたうえで、「変わる」ということを大切にしています。

 ― 「変わる」ことですか?

 昔の上司が教えてくれたことでもあるのですが、右肩上がりに成長する、ということではなくても、「変わる」ことは大切だと思っています。
 「それでも人生にイエスと言う」という本がとても好きなのですが、前向きにイエスと考えながら、変化がうまくいかなくても失敗してもいいや、くらいの気持ちで「変わること」を楽しもうとは思っています。実際、この2年で成長できたと思っています。

 以上、金光さんのインタビューでした。金光さんは小池よりいくつか年上なのですが、「自分はこんなにアグレッシブに働けているだろうか」といつも感じさせられます。新しい環境、不慣れな状況に置かれると、小池などは「ただただ不安」になってしまうのですが、金光さんはそれを楽しんでおられるように感じます。それが「変わる」ということなのか、とお話を伺いながら感じました。小池もちょっとでも変化を楽しめるようになりたいです。金光さん、ありがとうございました!(小池)

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