自分のお仕事、自分の役割

 年が明けて10日ほどが経ちました。みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 先日、パンフレット更新のためにカメラマンさんに入って頂き、写真撮影を行いました(なので、今回の写真はプロの方のものです)。利用者Yさんのミサンガづくりを撮影させていただいたのですが、作業を始める際に、ご自身で使う糸をじっくりと選んでおられました。

 自分が現場にいたころ、Yさんが何かをじっくりと選ぶという姿をあまり見たことがありませんでした。スタッフNさんに「こんなふうに選ぶんやね」と尋ねると、「そうなんです、このミサンガづくりを始めてだんだんとこんなふうに選ばれるようになったんです」とのことでした。

 Yさんはとても器用で、見事なミサンガを編むこともすごいのですが、この作業を行う中で「自分が使いたい糸を選ぶ」というふうにYさんが変化していったことがすごいことだと感じました。きっとそれはYさんがミサンガづくりを自分のお仕事なんだ、これが自分の役割なんだと思ったからではないか、と思いました。自分の仕事だと思っているからこそ、いいものを作りたい、そんなふうに思われたのではないか、と感じました。

 そんなYさんの変化は、スタッフにも大きな影響を与えると思います。自分たちの支援が利用者さんに変化をもたらす、と考えれば、スタッフの関わり方はまた違ったものになってくると思われます。そんなスタッフの変化が、また利用者さんの変化につながっていく・・・というふうな循環的な関係性が支援現場にはあるのではないか、と思います。Yさんが自分のお仕事を大切に行っている姿から、大切なことを教えていただいたように思いました。(事務員 こいけ)

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