発達障害連続基礎講座第3回 ご報告

 11月1日(金)、発達障害連続基礎講座の第3回を開催しました。

 今回の講師は、通所支援係の浅野さん。入職した時、私が直属の上司だったこともあり、子どもの発表会を見るような気持ちで見ていました(笑)。

 今回のテーマは「不適切な行動への対応について」でした。2つの支援事例を交えながら話をしてくれたのですが、最後に「なにわの里の支援においては、まだまだいわゆる『問題行動』をなくすところでとまっているケースが多いです。適切な行動を利用者さんに伝え、それを伸ばしていくような支援を進めていけたらと思います」と浅野さんが話してくれました。

 なぜなにわの里の現場において、適切な行動を習得していけるような支援が十分になされていないのかは、様々な要因があるかとは思います。思うのですが、私自身が感じるのは利用者さんの生活や人生を長いスパンで捉える視点がまだまだ育っていないからではないか、というところです(自分も含めて)。

 支援のスキル・技法を学ぶことはとても大切です。そして、そのスキルを利用者さんのよりよい生活に活かしていくためには、支援現場だけでなくたくさんの場面で経験を積み、人としての幅や奥行きを広げていかないといけないのだろうな、と感じます。

 偉そうに書いてしまっていますが、自分自身そのまさに途中にいるのだろうな、と思います。スタッフとやりとりしながら、感じたことを伝え合いながら、一歩ずつよりよい支援を進めていければ・・・と感じています。(小池)

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