昨日、入所施設のリビングに用事があって行くと、利用者Yさんとドアのところで会いました。Yさんは「🍚ごはん」といった感じで、“絵と文字が書かれたカード”を上から下に並べた「スケジュール」という支援ツールを使っています。そのスケジュールを見て、自分の一日の予定を把握されています。次の予定が昼ご飯で、それまでどのくらい待てばいいのかを示すタイマーをつけてほしいようでした。
首から下げているコミュニケーションのためのブックの中を探して、「小池さん、タイマーつけてください」とカードを渡してくださいました。これは、Yさんがより伝えたいことを“わかりやすく”“自信をもって”伝えるための支援です。そして、普段現場にいない僕のことを覚えてくれていて、伝えてくれたことがとっても、とっても嬉しかったです🌸
また次の日、帰宅のお迎えに来られたご家族に「お変わりないですか?」とお声かけした際、「小池さん、ちょっと痩せんじゃないですか?」と名前を呼んでいただけたことがありました。こんなふうに名前を覚えていただけていることは、本当にありがたいことだと思います。18年仕事をしてきて自分が頂けたものは、利用者さんやご家族、またスタッフと築いてきた関係性なんだろうと感じた秋の日でした。